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CBTとICT教育の関係性

CBTとICT教育には密接なつながりがあります。ここではICT教育の概要とICT教育がCBTに与える影響を解説しています。

ICT教育とは

ICTは「Information and Communication Technology」の頭文字をとった略語です。日本語では情報通信技術と訳されます。よく似た言葉としてITがあげられます。ITは「Information Technology」の略語です。両者を比べてわかる通り、ICTには「Communication」が入っています。単なる情報技術ではなく、人と人のつながりを意識した概念といえるでしょう。

ICT教育は、デジタル化した教育を指します。具体例として、パソコンやタブレットの導入、電子黒板の活用、デジタル教科書の利用などがあげられます。ICT教育の主な目的は、情報技術を活用できる知識と技能を身に着けることとプログラミング的思考・情報モラル・情報セキュリティなどの能力を身に着けることです。

ICT教育には、さまざまなメリットを期待できます。一例としてあげられるのが授業の効率化です。各生徒の端末に授業のポイントをまとめた資料を送信すればノートをとる必要はなくなります。生徒は情報の整理に集中できるでしょう。生徒の能力に合わせて授業を行いやすくなる点も見逃せません。個別に対応できるため、生徒の理解度に合わせた課題を与えられます。教師にとっても、生徒にとってもメリットは大きいといえるでしょう。

ICT教育の浸透によるCBTへの影響

ICT教育が浸透すると試験のCBT化は進むと考えられています。CBTもICT(情報通信技術)を活用した試験方式だからです。文部科学省は、生徒1人に1台ずつの端末環境が整ったことを踏まえて、公共機関などが作成した問題を児童生徒が学校や家庭で活用して学習できる公的CBTプラットフォーム「MEXCBT」の開発・展開を進めています。令和5年6月時点の登録校数は約25,000校、登録児童生徒数は約800万人です。今後はCBT化が急速に進むことも考えられます。

参照元:文部科学省(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/mext_00001.html

CBTのメリットもCBT化を進める要因になるでしょう。メリットのひとつとしてあげられるのが、多様な出題形式が可能になることです。例えば、音声や動画を活用したり受験者の能力にあわせて問題の難易度を調整したりすることが考えられます。問題の漏洩や解答用紙の紛失などを防ぎやすくなる点も魅力です。暗号化技術を使って問題や解答をやり取りするため、これらのリスクは低くなります。適切な対策を講じることで、試験会場などでのカンニングも防げます。メリットの理解が深まれば、CBTが主要な試験方式になるかもしれません。

まとめ

ICT教育は教育のデジタル化を指します。主な目的は、情報技術を活用するための知識・技能を身に着けることなどです。ICT教育が浸透すると試験のCBT化は進むと考えられています。CBTもICTを活用した試験方式で、移行することによりさまざまなメリットを得られるためです。今後はCBT化が急速に進むことも考えられます。

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