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CBT方式の長時間試験

CBT方式の試験にかかる時間は、試験の種類や内容によっても異なります。ただ、あまりに長時間の試験になると、受験者だけでなく主催者側にも負担となってしまうこともあります。ここでは、CBT方式の試験が長時間になる場合の影響と、長時間試験をCBTで実施する方法について紹介します。

CBT方式の試験時間が長すぎる際の影響とは?

最適な試験時間は種類や内容によって異なる

さまざまな試験がCBT方式で実施されていますが、それぞれの試験にかかる時間は種類や内容によって異なります。たとえば、日本漢字能力検定の場合は60分、秘書技能検定は2級100分、3級90分などのように60分から120分が一般的です。

長くとも180分以内で設定されていますが、試験時間があまりに長時間になると、受験者だけでなく主催者にも負担がかかってしまうことがあります。

試験時間が長くなると配信費用がかさむ

CBT方式による試験は配信によって行われます。

一般的なCBT運用代行会社は1配信ごとに価格設定を決めており、基本的に配信時間によって単価が決まります。

試験時間が長くなるとその分配信の単価も上がるため、コストがかさんでしまうのです。

座席予約ができないというクレームにつながる

受験者がCBTで試験を受ける際には、CBT運用代行会社がセッティングした会場を訪れることになりますが、座席には限りがあり事前に予約する必要があります。その座席は一定時間によって枠が区切られているため、長時間の試験になると連続して枠を用意することができません。

たとえば、60分の試験を3回分行える会場の場合、180分だと1回分しか枠が確保できないので、受験者はなかなか予約が取れず、問い合わせが殺到したり、クレームにつながったりすることも懸念されます。

CBT方式で長時間試験を実施する方法

紙面での試験より短い時間で設定できるか検討

CBT方式の試験の場合、紙面を使用した試験と比べて文字やマークシートの記入が必要なくなるので、試験にかかる時間も短くできると考えられます。もし、紙面での試験と同じ時間で設定しているのなら、CBT方式ではどのくらい短縮できるか検討してみる必要があるでしょう。

試験の内容を見直して試験時間を短縮

試験内容をある程度の期間更新していないのなら、CBT方式に切り替える際にその内容を吟味して、時間を短縮できないか見直してみるいい機会になるでしょう。問題の内容だけでなく、回答の形式なども見直せば同じ内容で時間を短縮できる可能性もあります。

試験を細分化して実施する

1回あたりの試験が長すぎるようなら、細分化して実施するという方法もあります。たとえば、金融業務能力検定では、金融業務3級だけでも「事業性評価コース」「リース取引コース」「シニアライフ・相続コース」など複数のコースに分かれており、1回あたりの試験を100分程度に設定しています。

まとめ

CBT方式の試験時間は60分から120分が一般的で、長くとも180分以内で設定されています。試験時間が長時間になると配信費用がアップしてコストがかさむだけでなく、予約できない受験者による問い合わせやクレームが増えることも予想されます。

長時間試験を実施するためにできることもありますが、試験内容の見直しなども必要になりますので、まずはCBT運用代行会社に相談してみることをおすすめします。

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