2020年からCBT方式による試験方法が導入された基本情報技術者試験。年2回しか受験機会がなかったのが、通年での受験と資格取得に向けたスピードアップが可能になっています。ここでは、CBT方式で受験できる基本情報技術者試験についてまとめています。
また、このサイトは試験主催者向けに、CBT試験の申込から会場運営までを行う「CBT運用代行会社」を紹介しています。
ITに関する基本知識と技能を問う資格試験で、IT業界ではデジタル人材の登竜門ともいわれている資格です。これまで試験は上半期と下半期それぞれ1回のみの実施でしたが、2020年にCBT方式が採用され、2023年4月から通年での試験実施になります。また、2022年にはIBT方式での実証試験も開始されています。
基本技術者試験の受験方法や試験内容は、2020年のコロナの影響をきっかけに大きく変化。2023年からはCBT方式による通年受験に変わるなど、改定についてしっかり把握しておく必要があります。
どちらも多肢選択式で、出題分野が異なります。科目A試験では、テクノロジー・マネジメント・ストラテジ系から60問(90分)の出題がされます。特にテクノロジーに関しては全体の3分の2を占めているほど。科目B試験では、アルゴリズム・プログラミング・セキュリティから20問(100分)出題されます。年度によって出題分野の割合や出し方が変わることもあります。
コロナの影響や、年2回の試験を通年化し受験生の利便性を向上させるため、2020年からCBT方式の導入が始まりました。2023年4月からは通年での実施になります。全国各地の試験会場の中から選べ、都合の良い日を選んで受験することが可能です。
これまでの基本情報技術者試験では、年2回と受験機会が少ない開催でした。時期を逃すと半年後まで待つことになるので、資格取得には時間がかかりました。
CBT方式を導入することで通年での受験が可能になり、会場や日程などを受験者自身が選べるなど、受験者にとって都合がよい資格試験に。都合に合わせた受験で、資格取得に向けた計画も立てやすいです。
CBT試験では、紙の試験とは異なり問題用紙や解答用紙の印刷・配送・配布・回収などの手間がなく、用紙を管理するスペースを用意する必要もありません。また、採点も自動で行えるので、採点ミスの心配のない正確な結果をスピーディーに出すことができます。
2023年4月からCBT方式による通年での受験が可能になり、誰もが受験しやすい体制が整えられてきています。早い資格取得で、IT会社への就活や業務に活かせます。
主催者側がCBT導入にあたり運用代行会社へ業務を依頼する場合、全国にどれだけ会場があるかや運営のノウハウがあるかなど「実績」に目を向けることが重要です。トップページでは、該当するCBT業者を紹介しています。
CBT運用代行会社のうち、2023年2月時点で団体数や取引団体例など実績を確認できた2社を選定しました。国内の受験会場数にもご注目ください。
国内会場数 | 国内360カ所 47都道府県対応 ※2023年2⽉時点 |
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国内団体実績 | 200団体以上 ※2023年2⽉時点 |
システムの カスタマイズ性 |
〇 内部開発対応 |
取引団体例 | 日本漢字能力検定・日商簿記・秘書検定・銀行業務検定試験・基本情報技術者試験・電気工事士・アマチュア無線技士など |
こんな団体に おすすめ |
全国各地の多くの都市でCBT試験を行いたい、実績ある質の高いサービスを求める団体・企業 |
国内会場数 | 国内約160カ所 47都道府県対応 ※2023年2⽉時点 |
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国内団体実績 | 約30団体 ※2023年2⽉時点 |
システムの カスタマイズ性 |
- 記載なし |
取引団体例 | 米国認定損害保険士・米国公認管理会計士・EXIN認定試験・ASPPA・ABP・DSST・FINRA・SOA / CIAなど |
こんな団体に おすすめ |
世界へ試験を配信したい、世界進出のノウハウが欲しい団体・企業 |
※選定基準
2023.2.1時点、「CBT 運用代行(計8P)」「CBT試験(計14P)」でGoogle検索し、公式HPが上位表示したCBT運用代行会社8社のうち、国内における団体数・会場数が最多のCBTS、世界における配信数・会場数が最多のプロメトリックを選定。