まるっとお任せ!CBT運用代行入門 » CBTとは何か?基本情報を解説 » CBTを実施する前に必要な問題作成とは?

CBTを実施する前に必要な問題作成とは?

CBTの実施に欠かせない作業として問題作成があげられます。ここでは、実施前に必要な準備と問題作成のポイントを解説しています。

CBT実施前に必要な準備

ステップ1:問い合わせ

一般的に、CBTの実施は運用代行会社へ委託します。したがって、最初に事業者のリサーチと問い合わせを行わなければなりません。ポイントは、リサーチ前に直面している課題を明確にしておくことです。課題が明らかだと、ニーズに合致している事業者を見つけやすくなります。

ステップ2:打ち合わせ

続いて、CBT運用代行会社と打ち合わせを行います。このときに、課題をクリアする提案と見積もりが提出されるでしょう。打ち合わせを重ねて、試験の仕様(試験時間・問題数・出題形式)などが決まったら契約を締結します。

ステップ3:問題作成と入稿

試験の仕様に従い原則として主催者側が問題を作成します。問題が完成したら、所定のフォーマットで入稿します。紙の問題よりも問題数が多くなりやすい点には注意が必要です。

ステップ4:試験実施に向けた準備

続いて、試験実施に向けた準備に取りかかります。具体的には、公式サイトの開設、受験者の受付、問い合わせ窓口の設置などが考えられます。CBT実施前に必要な準備はここまでです。この後は、試験を実施して結果を発表します。

CBTの問題作成のポイント

問題登録後の見直しを欠かさない

CBTでは、作成した問題をシステムへ登録します。登録を終えると息をつきたくなりますが、これですべての作業が終わるわけではありません。受験者の能力を正確に評価するため、問題の見直しを行う必要があります。

具体的な方法はケースで異なりますが、主催者側とCBT運用代行会社側で見直しを行うことが考えられます。誤解を招く恐れがある問題やわかりにくさを感じる問題などは修正の対象です。見直しを繰り返して問題の精度を高めます。

テストワイズネス対策を講じる

テストワイズネスは、テストで高得点を取るため出題形式などを最大限に活用する賢さ(能力)です。例えば、消去法で選択問題に解答するなどが考えられます。出題者の意図を踏まえていないため、本当の能力を評価できない恐れがあります。

受験者の能力を正確に評価したい場合は、テストワイズネス対策も必要です。例として、十分に読み込まないと解答できない問題を作成するなどがあげられるでしょう。試験の仕様を考える段階から対策を講じておくことが大切です。

まとめ

CBTは基本的に「問い合わせ・打ち合わせ・問題作成と入稿・試験に向けた準備」の順で進みます。問題の作成は原則として主催者側が行います。ポイントは、試験の仕様に従い問題を作成するとともに入稿後に見直しを徹底することです。これにより、問題の精度を高めやすくなります。

CBTの導入には、CBT運用代行会社のサポートが欠かせません。実績のある事業者をお探しの方は、以下の記事を参考にしてください。

確かな実績を持つ
CBT運用代行会社2選はこちら

実績を持つCBT運⽤代⾏会社2選

CBT運用代行会社のうち、2023年2月時点で団体数や取引団体例など実績を確認できた2社を選定しました。国内の受験会場数にもご注目ください。

シー・ビー・ティ・
ソリューションズ
CBTS公式HPキャプチャ
引用元:CBTS公式HP(https://cbt-s.com/service/cbt/)
国内会場数 国内360カ所
47都道府県対応
※2023年2⽉時点
国内団体実績 200団体以上
※2023年2⽉時点
システムの
カスタマイズ性

内部開発対応
取引団体例
日本漢字能力検定・日商簿記・秘書検定・銀行業務検定試験・基本情報技術者試験・電気工事士・アマチュア無線技士など
こんな団体に
おすすめ
全国各地の多くの都市でCBT試験を行いたい、実績ある質の高いサービスを求める団体・企業

公式HPでCBTSの
特徴や事例を確認

電話で問い合わせる

プロメトリック
プロメトリック公式HPキャプチャ
引用元:プロメトリック公式HP(https://www.prometric-jp.com/)
国内会場数 国内約160カ所
47都道府県対応
※2023年2⽉時点
国内団体実績 30団体
※2023年2⽉時点
システムの
カスタマイズ性
-
記載なし
取引団体例
米国認定損害保険士・米国公認管理会計士・EXIN認定試験・ASPPA・ABP・DSST・FINRA・SOA / CIAなど
こんな団体に
おすすめ
世界へ試験を配信したい、世界進出のノウハウが欲しい団体・企業

公式HPでプロメトリックの
特徴や事例を確認

対象の電話番号を確認

※選定基準
2023.2.1時点、「CBT 運用代行(計8P)」「CBT試験(計14P)」でGoogle検索し、公式HPが上位表示したCBT運用代行会社8社のうち、国内における団体数・会場数が最多のCBTS、世界における配信数・会場数が最多のプロメトリックを選定。