LOFT(リニアオンザフライテスト)は、CBTテストにおいて各部分の動作が正常に行われているかを確認する方法の一つです。本記事では、LOFTの詳細や、メリットについて解説します。
LOFTは、受験者ごとに複数パターンの問題を出題できるテストモデルです。試験に使用する問題や正解などの情報(アイテムバンク)を作成することで、より精度の高い試験を実施できます。
受験者ごとの出題数や出題問題などを組み込むことで、各受験者に対して自動的にバランスの取れた出題ができます。
LOFTを導入する際には、正しく動作しているかの確認テストが必要です。確認テストは試験に近い環境で行えるため、より正しく検証できます。また、テストを実施しながら動作確認することで、修正点を見つけやすい点もメリットです。
LOFTを用いることで、個々の受験者に公平な問題を出題できます。同一受験者が複数回試験を受ける場合、同じ問題が出題されると正しく能力を判定できません。ランダムに問題を出題することで、それぞれの受験者が正しい評価を受けられるようになります。全ての受験者に対して、難しい問題とやさしい問題をランダムに割り振ることで、公平な評価が可能です。
アイテムバンクを充実させることで、LOFTの幅が広がります。長期的に試験を実施する場合でも、幅広くランダムな問題を出題するため、問題の漏洩や不正の防止が可能です。
CBTテストには、受験者の回答内容によって適宜問題を出題する「適応型テスト」があります。適応型テストは、短時間で高精度なテストの実現が可能ですが、膨大なアイテムバンクを必要とし、開発費用や工数が大きくなってしまう点が課題です。対して、LOFTは適応型テストに比べて小規模のアイテムバンクでも高精度で公平性の高いテストを実施できるので、コストパフォーマンスの高い運用が可能です。
CBTテストの導入を検討している企業や、より充実した運用を目指したい企業は、LOFTを導入することで、高精度かつ公平性の高い試験を実現できます。ぜひ検討してみてはいかがでしょう。
以下のリンク先には、実績のあるCBT運用代行会社2社の情報を詳しく記載しているほか、ネットで上位表示される事業者の比較表、CBT運用代行会社の一覧表などをまとめています。そのほか、CBTの基本情報やCBT運用代行会社の選び方なども解説しています。導入を検討している企業はぜひ参考にしてください。
CBT運用代行会社のうち、2023年2月時点で団体数や取引団体例など実績を確認できた2社を選定しました。国内の受験会場数にもご注目ください。
国内会場数 | 国内360カ所 47都道府県対応 ※2023年2⽉時点 |
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国内団体実績 | 200団体以上 ※2023年2⽉時点 |
システムの カスタマイズ性 |
〇 内部開発対応 |
取引団体例 | 日本漢字能力検定・日商簿記・秘書検定・銀行業務検定試験・基本情報技術者試験・電気工事士・アマチュア無線技士など |
こんな団体に おすすめ |
全国各地の多くの都市でCBT試験を行いたい、実績ある質の高いサービスを求める団体・企業 |
国内会場数 | 国内約160カ所 47都道府県対応 ※2023年2⽉時点 |
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国内団体実績 | 約30団体 ※2023年2⽉時点 |
システムの カスタマイズ性 |
- 記載なし |
取引団体例 | 米国認定損害保険士・米国公認管理会計士・EXIN認定試験・ASPPA・ABP・DSST・FINRA・SOA / CIAなど |
こんな団体に おすすめ |
世界へ試験を配信したい、世界進出のノウハウが欲しい団体・企業 |
※選定基準
2023.2.1時点、「CBT 運用代行(計8P)」「CBT試験(計14P)」でGoogle検索し、公式HPが上位表示したCBT運用代行会社8社のうち、国内における団体数・会場数が最多のCBTS、世界における配信数・会場数が最多のプロメトリックを選定。