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CBTに用いられるLOFT(リニアオンザフライテスト)とは

LOFT(リニアオンザフライテスト)は、CBTテストにおいて各部分の動作が正常に行われているかを確認する方法の一つです。本記事では、LOFTの詳細や、メリットについて解説します。

LOFTとは

試験主催者とベンダーの打ち合わせ

LOFTは、受験者ごとに複数パターンの問題を出題できるテストモデルです。試験に使用する問題や正解などの情報(アイテムバンク)を作成することで、より精度の高い試験を実施できます。

受験者ごとの出題数や出題問題などを組み込むことで、各受験者に対して自動的にバランスの取れた出題ができます。

CBTにLOFTを用いるメリット

実際の試験に近い環境で動作確認ができる

LOFTを導入する際には、正しく動作しているかの確認テストが必要です。確認テストは試験に近い環境で行えるため、より正しく検証できます。また、テストを実施しながら動作確認することで、修正点を見つけやすい点もメリットです。

公平な評価が行える

LOFTを用いることで、個々の受験者に公平な問題を出題できます。同一受験者が複数回試験を受ける場合、同じ問題が出題されると正しく能力を判定できません。ランダムに問題を出題することで、それぞれの受験者が正しい評価を受けられるようになります。全ての受験者に対して、難しい問題とやさしい問題をランダムに割り振ることで、公平な評価が可能です。

試験問題の漏洩や不正を防げる

アイテムバンクを充実させることで、LOFTの幅が広がります。長期的に試験を実施する場合でも、幅広くランダムな問題を出題するため、問題の漏洩や不正の防止が可能です。

コストパフォーマンスの高い運用が可能

CBTテストには、受験者の回答内容によって適宜問題を出題する「適応型テスト」があります。適応型テストは、短時間で高精度なテストの実現が可能ですが、膨大なアイテムバンクを必要とし、開発費用や工数が大きくなってしまう点が課題です。対して、LOFTは適応型テストに比べて小規模のアイテムバンクでも高精度で公平性の高いテストを実施できるので、コストパフォーマンスの高い運用が可能です。

まとめ

CBTテストの導入を検討している企業や、より充実した運用を目指したい企業は、LOFTを導入することで、高精度かつ公平性の高い試験を実現できます。ぜひ検討してみてはいかがでしょう。

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