CBTにAI監視システムを導入することで、より安全かつ効率的な試験運用を行えます。本記事では、CBTにおけるAIの活用方法や、導入における注意点について解説します。
AI監視システムには、顔認識機能が搭載されている製品があります。試験開始前に顔認識で受験者の顔を確認し、試験開始後に別の人間と交換する「替え玉受験」の不正を行おうとした場合、AIが検知して不正を知らせます。
AIによる監視機能を搭載しており、受験者によるカンニングを検知可能。電話を使って他人からの指示を受けたり、試験で禁止されている資料を見たりしている場合も、AIが検知します。
パソコンの前に複数人いる場合、不正が行われている可能性があります。パソコンの前にいる人数をAIが確認し、複数人いる場合は検知します。
人の目でも不正を監視することはできますが、受験者全員を随時監視するには限界があります。AIで受験者が使用するそれぞれのパソコンにおいて監視を行うので、正確な検知と高確率での不正防止が期待できます。
受験者の人数が多くなるほど、監視員もたくさん必要になります。その分人件費がかかってしまうのは試験開催における課題のひとつです。AIを活用することで、監視員の人数を減らすことができ、コスト削減にもつながります。
CBTに向けたAI監視システムには、さまざまな機能が搭載されている製品もあります。採点から集計まで行えるシステムもあるため、監視だけでなく試験運用の効率化につながる点もメリットです。
AIは人間が確認しきれない部分を正確に監視することができますが、人間が行う柔軟なチェックができない場合があります。より正確に不正を防止するために、人間とAIによる二重チェックを行うことが有効です。例えば試験中の様子を録画しておき、試験終了後に人間の目で不正をチェックします。AIの顔認識や不正チェックと照らし合わせることで、より正確に不正が行われていないか確認できます。
試験開始前に、AIによる監視を行う旨を周知することで、受験者の不正抑止効果が期待できます。試験の様子を録画している場合は、試験終了後も録画をもとに不正が行われていないか確認する旨を周知すれば、監視の目を気にして不正する気持ちが失せるでしょう。
AIを用いた監視システムは、受験者がパソコンからどのくらい目をそらしているかなどを細かくチェックし、不正検知を行います。人の目では受験者の目線まで確認することが難しいため、不正を発見する上でとても有効なシステムです。業務効率化につながる機能が搭載されている製品もあるので、導入を検討してみるのもよいかもしれません。
以下のホームページでは、CBTについて詳しく解説しています。導入を検討している人に有益な情報を網羅していますので、ぜひ参考にしてください。
CBT運用代行会社のうち、2023年2月時点で団体数や取引団体例など実績を確認できた2社を選定しました。国内の受験会場数にもご注目ください。
国内会場数 | 国内360カ所 47都道府県対応 ※2023年2⽉時点 |
---|---|
国内団体実績 | 200団体以上 ※2023年2⽉時点 |
システムの カスタマイズ性 |
〇 内部開発対応 |
取引団体例 | 日本漢字能力検定・日商簿記・秘書検定・銀行業務検定試験・基本情報技術者試験・電気工事士・アマチュア無線技士など |
こんな団体に おすすめ |
全国各地の多くの都市でCBT試験を行いたい、実績ある質の高いサービスを求める団体・企業 |
国内会場数 | 国内約160カ所 47都道府県対応 ※2023年2⽉時点 |
---|---|
国内団体実績 | 約30団体 ※2023年2⽉時点 |
システムの カスタマイズ性 |
- 記載なし |
取引団体例 | 米国認定損害保険士・米国公認管理会計士・EXIN認定試験・ASPPA・ABP・DSST・FINRA・SOA / CIAなど |
こんな団体に おすすめ |
世界へ試験を配信したい、世界進出のノウハウが欲しい団体・企業 |
※選定基準
2023.2.1時点、「CBT 運用代行(計8P)」「CBT試験(計14P)」でGoogle検索し、公式HPが上位表示したCBT運用代行会社8社のうち、国内における団体数・会場数が最多のCBTS、世界における配信数・会場数が最多のプロメトリックを選定。