試験を開催する団体や企業向けに、テストセンターにて試験を行うCBTの受付の流れと注目すべきポイントをご紹介します。CBT運用代行会社と一括りにいっても、会社によって受付や決済の方法が異なります。記事で紹介する注目すべき点を踏まえて、自社に合ったCBT運用代行会社を選びましょう。
また、このサイトは試験主催者向けに、CBT試験の申込から会場運営までを行う「CBT運用代行会社」を紹介しています。
まず、受験者はCBT試験の申込画面にて、個人情報の登録、試験・会場・日時の選択をします。
このとき、試験団体側が気にすべきなのは、申し込みシステムの利便性やスマートフォン画面(レスポンシブ)への対応がされているか否か。受験者にとって使いづらい申し込みシステムは、受験者の離脱や想定外のシステムエラーを起こしかねません。
申し込みシステムはCBT運用代行会社で用意していますが、その使いやすさは各社によって異なります。CBT運用代行会社を決めきる前に、実際に各社の申し込みシステムの画面をチェックしてみると良いでしょう。
CBT試験の受験料の支払いについても、申し込みシステム上で行います。受験料の支払い方法としては、クレジットカード決済やコンビニ決済が主流ですが、受験者の利便性を考えるとQRコード決済や団体向けの決済機能がついているかもチェックしたいところです。
そもそも団体申し込み制度に対応していない場合もあるため、「全社員に試験を受けさせたい」と考える組織の担当者は「団体申し込み制度の対応可否」について注目してみてください。
ここまで、一般的な受験者のCBT試験申し込みから試験主催者側が注目すべきポイントをご紹介してきました。では、申し込み条件を細かく設定したい場合はどのような対応ができるCBT運用代行会社を選ぶべきなのでしょうか。
答えは、「申し込み情報のカスタマイズが可能」なCBT運用代行会社に注目しましょう。例えば、免除制度や一次・二次試験の対応など通常とは異なる設定が可能かどうか、CBT運用代行会社に確認できると安心です。
ここまで紹介したポイントに注意しながら、受験者・試験主催者双方にとってストレスの少ない申し込みシステムを探してみましょう。
また、CBT運用代行会社を選ぶポイントは、システムの使いやすさだけではありません。試験会場数や取引のある団体数など「実績」に目を向けることが重要です。信頼できるCBT運用代行会社を選びましょう。
CBT運用代行会社のうち、2023年2月時点で団体数や取引団体例など実績を確認できた2社を選定しました。国内の受験会場数にもご注目ください。
国内会場数 | 国内360カ所 47都道府県対応 ※2023年2⽉時点 |
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国内団体実績 | 200団体以上 ※2023年2⽉時点 |
システムの カスタマイズ性 |
〇 内部開発対応 |
取引団体例 | 日本漢字能力検定・日商簿記・秘書検定・銀行業務検定試験・基本情報技術者試験・電気工事士・アマチュア無線技士など |
こんな団体に おすすめ |
全国各地の多くの都市でCBT試験を行いたい、実績ある質の高いサービスを求める団体・企業 |
国内会場数 | 国内約160カ所 47都道府県対応 ※2023年2⽉時点 |
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国内団体実績 | 約30団体 ※2023年2⽉時点 |
システムの カスタマイズ性 |
- 記載なし |
取引団体例 | 米国認定損害保険士・米国公認管理会計士・EXIN認定試験・ASPPA・ABP・DSST・FINRA・SOA / CIAなど |
こんな団体に おすすめ |
世界へ試験を配信したい、世界進出のノウハウが欲しい団体・企業 |
※選定基準
2023.2.1時点、「CBT 運用代行(計8P)」「CBT試験(計14P)」でGoogle検索し、公式HPが上位表示したCBT運用代行会社8社のうち、国内における団体数・会場数が最多のCBTS、世界における配信数・会場数が最多のプロメトリックを選定。