小学生から社会人まで幅広い世代で受けられている、英語資格では定番の検定。学校でも受験を推奨しており、中学・高校・大学受験にも大きな影響を与えています。ここでは、CBT方式による英検の受験について従来型と比べてみました。
また、このサイトは試験主催者向けに、CBT試験の申込から会場運営までを行う「CBT運用代行会社」を紹介しています。
正式名称は実用英語技能検定で、1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7つの級があります。主催者は公益財団法人日本英語検定協会で、文部科学省が後援しています。英語の資格の中でも規模が大きい試験で、全国各地、小学生から社会人まで幅広い年齢層が受けています。
英検の受験方法には、従来の方法とパソコンを使って行うS-CBTとあります。出題内容や難易度、採点基準などは従来型もS-CBTも変わりませんが、試験の順番や日数、対応している級、受験日、受験料などが異なります。
全ての級に対応。リーディング、ライティング、リスニングの順番で行い、面接形式のスピーキング試験は別日になります。また、試験の実施は年間3回で、決まった日時での受験。検定期間中に同じ級を一度しか受験することができず、受験料はS-CBTより500円高く設定されています。
3級、準2級、2級、準1級のみで対応。原則毎週土日に開催されており、4技能をすべて1日で受ける事ができます。日時が選べ、都合が悪くなった場合には会場の空き次第で変更も可能。また、同じ検定期間に同じ級を2回受けることができ、受験料は従来型よりも安く設定されています。
従来型では、面接形式のスピーキング試験が別日となり、計2日間に分けて受ける必要があります。CBT方式では、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの順番で行い、一次・二次試験と分けて行われていた4技能を1日で完了することができます。
試験は毎週土日に実施しており、同じ検定期間に同じ級を2回申し込むことができます。さらに、同じ期間に従来型でも受験可能なため、最大3回の受験ができます。検定期間は4か月で区切っており、その間に3回の受験機会が得られるので、従来型と比べて早く合格を手にするチャンスがあります。
年間3回しか受験できない従来型に比べて、CBT型は毎週末に実施し、受験生の都合に合わせた受験を可能にしています。また、最短1日で4技能を受験できるのは面倒がありません。
主催者側がCBT導入にあたり運用代行会社へ業務を依頼する場合、全国にどれだけ会場があるかや運営のノウハウがあるかなど「実績」に目を向けることが重要です。トップページでは、該当するCBT業者を紹介しています。
CBT運用代行会社のうち、2023年2月時点で団体数や取引団体例など実績を確認できた2社を選定しました。国内の受験会場数にもご注目ください。
国内会場数 | 国内360カ所 47都道府県対応 ※2023年2⽉時点 |
---|---|
国内団体実績 | 200団体以上 ※2023年2⽉時点 |
システムの カスタマイズ性 |
〇 内部開発対応 |
取引団体例 | 日本漢字能力検定・日商簿記・秘書検定・銀行業務検定試験・基本情報技術者試験・電気工事士・アマチュア無線技士など |
こんな団体に おすすめ |
全国各地の多くの都市でCBT試験を行いたい、実績ある質の高いサービスを求める団体・企業 |
国内会場数 | 国内約160カ所 47都道府県対応 ※2023年2⽉時点 |
---|---|
国内団体実績 | 約30団体 ※2023年2⽉時点 |
システムの カスタマイズ性 |
- 記載なし |
取引団体例 | 米国認定損害保険士・米国公認管理会計士・EXIN認定試験・ASPPA・ABP・DSST・FINRA・SOA / CIAなど |
こんな団体に おすすめ |
世界へ試験を配信したい、世界進出のノウハウが欲しい団体・企業 |
※選定基準
2023.2.1時点、「CBT 運用代行(計8P)」「CBT試験(計14P)」でGoogle検索し、公式HPが上位表示したCBT運用代行会社8社のうち、国内における団体数・会場数が最多のCBTS、世界における配信数・会場数が最多のプロメトリックを選定。