CBTはさまざまな試験に導入されていますが、社内研修や社内で実施する試験にも導入が可能です。本記事では、社内研修や試験に導入するメリットや、導入事例などをご紹介します。
CBTはパソコンで実施するので、問題用紙や解答用紙を準備する必要がなく、これらを配布する人員を確保する必要もありません。コストや手間を省きながら、スムーズに試験を実施できます。また、試験直前まで問題を修正できるので、常に新しい情報で問題を出題できる点もメリットです。
紙ベースで試験を実施する場合、問題の紛失などにより情報漏洩が生じるリスクがあります。対して、CBTの場合は、限られた人だけに問題にアクセスして閲覧できる権限を付与することで、セキュリティを保てます。また、CBTは一人ひとりの問題を変えて出題できるほか、直前に変更することも可能です。仮に事前に問題が漏洩してしまったとしても、すぐに問題を変えれば正しい評価を下せます。
CBTでは文字以外にも、動画や音声を用いて問題を作成・出題できます。さまざまな形式での出題が可能であり、問題に適した形で、適切な評価ができる点もメリットです。
試験のために会場を訪れる必要がなく、いつでも受験可能な体制を整えられます。受験者は仕事の合間に受験できるので、業務に支障をきたすことがありません。また、試験後すぐに結果が判明するというメリットもあります。
従業員や派遣社員を対象にコンプライアンス教育を実施しているある企業は、教育の理解度を確認するためのテストを紙ベースで運用していました。CBTを導入したことで、入社日の異なる従業員も随時研修とテストを受けられるようになり、またペーパーレスを実現したことで、スムーズな試験の運用とコスト削減を実現できました。
参照元:株式会社イー・コミュニケーションズ
(https://www.e-coms.co.jp/jirei/jirei08)
ある資格試験を運用している団体は、これまで紙ベースでの試験を開催していました。それまでは年2〜3回各エリアで一斉に試験を開催していましたが、受験日や場所が限られていることから受験できない人が多いことが課題でした。CBTの導入により、各都道府県に試験会場を設置できるようになった上に、試験の運用コスト削減に成功したそうです。受験者にアンケートを取ったところ、利便性が高まったと好意的な反応を得ています。
参照元:CBT-Solutions
(https://cbt-s.com/column/cbt-implementation-example/)
社内研修・試験にCBTを導入することで、いつでも、どこでも試験を受けられるようになり、従業員の負担が軽減します。運用におけるポイントを押さえて、効率的かつ低コストで試験を実施しましょう。
当サイトでは、CBTに関する幅広い情報を発信しています。以下の情報もぜひ参考にしてください。
CBT運用代行会社のうち、2023年2月時点で団体数や取引団体例など実績を確認できた2社を選定しました。国内の受験会場数にもご注目ください。
国内会場数 | 国内360カ所 47都道府県対応 ※2023年2⽉時点 |
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国内団体実績 | 200団体以上 ※2023年2⽉時点 |
システムの カスタマイズ性 |
〇 内部開発対応 |
取引団体例 | 日本漢字能力検定・日商簿記・秘書検定・銀行業務検定試験・基本情報技術者試験・電気工事士・アマチュア無線技士など |
こんな団体に おすすめ |
全国各地の多くの都市でCBT試験を行いたい、実績ある質の高いサービスを求める団体・企業 |
国内会場数 | 国内約160カ所 47都道府県対応 ※2023年2⽉時点 |
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国内団体実績 | 約30団体 ※2023年2⽉時点 |
システムの カスタマイズ性 |
- 記載なし |
取引団体例 | 米国認定損害保険士・米国公認管理会計士・EXIN認定試験・ASPPA・ABP・DSST・FINRA・SOA / CIAなど |
こんな団体に おすすめ |
世界へ試験を配信したい、世界進出のノウハウが欲しい団体・企業 |
※選定基準
2023.2.1時点、「CBT 運用代行(計8P)」「CBT試験(計14P)」でGoogle検索し、公式HPが上位表示したCBT運用代行会社8社のうち、国内における団体数・会場数が最多のCBTS、世界における配信数・会場数が最多のプロメトリックを選定。